スレイヤーズ感想記
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アニメ無印感想第26回「ZAP!勝利はあたしの為にある!」
2003年12月06日 (土)19:23
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ついにここまで着ました感想記!復活を果たし、ブレス・ブレードを手にしたリナ。
対抗手段がなく打つ手なしのガウリイ・ゼル・アメリア!
自分の意思を新たにコピーレゾに挑むキーポイント、シルフィール。
さて…コピーレゾの狂気は止めることができるのか?その果てに何が?

フィル「……ワシの登場は?」

さて、フラグーンを恐れるコピーレゾ。何も動かない木を相手にせっせと攻撃中。実に楽しそうだ。なんだか昔、花火してた時、近くにある葉っぱとか草とか焼いて喜んでた私見たいだぞ。(くっ暗い……

アメリア「そーですよ!ガウリイさん、ゼルガディスさん。
明らめなければ正義は必ず勝つんです!」
ゼル「…それで…俺がコブシを握り締めて……
よぅしっ!もう一度レゾに挑むんだぁぁぁあああ!!!!
っとでも言うと思ったか?」
ゼルの少なーいノリ突っ込み!!いやはや、原作でもやっていましたがゼルのノリ突っ込みは照れがあって非常にかわいいかと…。
ガウリイ「こんな時、リナがいたらこの剣に呪文を増幅するって手もあったんだけどな。」
ゼル「そうか!お前、てっきりくらげ頭だと思ってたが―――」
ひどいっ!ゼル!あんたさりげに毒舌家だよぉ。とまあ、冗談さておき、この時のガウリイのコメントは10話のときのことですね。
あの時、ギガ・スレイブの威力も上がったんですが、それ以上にその前打ったリナの「エルメキア・ランス」の方を指しているんだと思います。
リナ「これがあのエルメキア・ランスっ!?」
とリナもコメントを残していますので。

一方リナとシルフィールもコピーレゾを目指して一直線。近道に唱えたのはダム・ブラス。やっぱ壁崩しはダム・ブラスだよね。
あともう一つ。アメリアの「バルス・ウォール」!あれは…かっこいい。かっこいいよ、アメリア。最終回のアメリアはそれまでの戦闘経験の不足を補うような働きっぷり。ギャグとして登場してきた彼女の成長が見て取れるじゃありませんか!アメリアの成長は本当によい。最初のアクの強さからだんだん頼もしくなるアメリアです。恋愛の方も楽しみなんですよね。
ガウリイ「お前なぁっ!(コピーレゾ)女の子の顔を殴るなんてサイテーだぞ!」
アメリアがラ・ティルトを決めた後に殴られての会話。ガウリイ、言うんだったらもうちょっと前に言おうね。もう、何回も殴られてるから。監督の意向だって話だから。でも、ガウリイらしいな…このコメント。

ここでリナの登場。リナの戦闘指揮でレゾを追い込める!
アメリアがまた殴られ、ブラム・ブレイザーを2重にかけられた光の剣でガウリイが斬る。さらに防御に回ったコピーレゾのシールドをリナが崩す。
コピーレゾ「こいつら…今までと動きが違う。あの娘のせいか?」
と言わせしめるほど、ここらへんの動きはかっこいい!…よってたかって相手をたこ殴りにするのが上手いってことか?ああっごめんなさい!

追い詰められたコピーレゾ。やおら登場するシルフィール(魔法のステッキ付き)
と思いきやここで、コピーレゾ。魔族との合生体であることを示します!両手に口。超高速呪文を発動!う〜ん、やっぱり目から舌ってーのはやばかったのね。
最後の詰めは、アメリア・ゼルのダブル・ラティルトを上乗せした光の剣で攻撃。防御はシルフィール。そして、リナがコピーレゾにブレス・ブレードを刺す。
ここらへんの構造がすごい。特にダブル・ラティルトのところなんか。手の動きの一つ一つがリアルに動くんです。

コピーレゾ「ねぇ!私はレゾを超える!いいえっ!もう超えたでしょうっ!?」
瀕死のレゾは半ば半狂乱でリナの首を掴んでこういい残しました。コピーレゾの自我を認めてもらいたい一心の行為。すがりついた、哀れな姿。この思いこそがレゾの本音だと私は思います。が……
リナは首を横に振るんです。
きっぱり「お前はレゾを超えていない。」とばかりに首を振るリナ。無印で一番リナがリナらしいと思う一瞬です。その解釈は人それぞれでしょうが。

コピーレゾに止めを刺したシルフィール。リカバリィという呪文を木にかけるというまさに、「なるほど!」と思わしめる方法でした。……でも、リカバリィかけているシルはまるで「マハリク・マハリタ」って感じだったのは、言わないでおこう。あっステッキが光ってる!白熱灯みたいだ!「永久電球へ!」って感じね。(今回、ギャグイラストをやるんだったら絶対この時のシルフィールだったに違いない)

そんな、シルフィールの肩を抱くガウリイ。レゾに止めを刺したシルフィールの気持ちをいたわるガウリイです。
ゼル「墓にはなんと名を刻む?」
ゼルガディスとコピーレゾ…同じように身体を壊され、モノ同然に扱われてきたという二人。リナでもシルフィールでもなくこの言葉を言えたのは、やはりゼルガディスにおいて他にはないなぁと思います。
コピーレゾ「そんなものは入りません。その木が私の墓標です。」

そうですね、原作において、重要な悪役はここで死ななくてはならないのですから。このあと、フィブリゾに木を割られ、リナのギガ・スレイブによって不安定な場所となり、サイラーグが復興するのはどれくらい先になるかわかりませんが(草木一本生えないんでしょ?ギガ・スレイブを打った後って)ここにコピーレゾは眠るんですね。
ちなみに、名がないコピーレゾ。スタッフロールではなんとなっていたんでしょうか?
18話19話21話22話 レゾ 23話 コピーレゾ 24話 コピーレゾザナッファー
というわけで、まるで長く続くアニメのようにどんどん名の変わるコピーレゾでした。

さあ、無印の感想はこれくらいに。リナたちの初めてのどたばたアクション。続いてくれないと暴れちゃうゾ、の言葉どおりその先もまだまだ続くのでありました。

アニメ無印感想第25回「YES!最後の希望 ブレス・ブレード」
2003年12月03日 (水)17:01
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シルフィール「心臓マッサージを行う際は胸骨の下半分に両掌を重ねて置き、体重を利用して、1分間に100回くらいで胸骨を圧迫します。」
シルフィール「なお、肋骨などが折れている場合は骨の部分が心臓や他の内臓を傷つけないよう充分注意してください。」
シルフィール「また、人工呼吸をする場合は気道を確保しないと空気が通らないので、必ずあごを持ち上げてくださいね。」
シルフィール「以上、シルフィールの『困った人を見かけたら』のコーナーでした。」

リナ「にしても…シルフィール…アレは痛かった……。」

というわけで、シルフィールの適切な処置にはビックリしましたが、それよりなおビックリしたのはリナの胸を叩く時の音!…あれは…痛そうだったぞ…。
さて、今回はリナとシルフィールを欠いた戦いとなり大苦戦の連続となりました。

コピーレゾ「他人をかばって自分が傷つくとは愚かな者ですね。」
の言葉にシルフィールがものすごい勢いでレゾを睨み付けます。
シルフィールはガウリイが好きでした。そしてガウリイと再会できた時、もうそこにはリナという存在があった。気づきはじめたリナとガウリイの信頼関係とリナという人物。シルフィールにリナはどう映ったのかはわかりませんが、アニメを観る限りシルフィールはリナという人物を認めている部分もありました。顕著なのは21話です。
そして、そのリナを自分のミスによって危機に陥れてしまったシルフィール。この時のシルフィールの心情は相当辛いものがあったでしょうね。ですが、シルフィールは叫びながらも適切にリナにリカバリィをかけます。位置が近いこともありましたが、アメリアよりも早く。ここらへんの頭の切り替えと言うか、肝が据わっている辺りのシルフィールが私は大好きです。芯の強さを持っているんですよね、シルフィールって。

ガウリイ「リナを連れて逃げてくれ!」
コピーレゾ「逃がしません!」(魔力弾を放つ)
ゼル「(レビテーションをシルフィールとリナにかける)
ようし!このまま行けー!」
という場面があるのですが、このあとです。
アメリアがゼルを見つめるんです。
誰かが誰かを見つめるパターン。他にもありましたよね?そう、ゼルがシャブラニグドゥ線の時、リナを見つめる時と同じです。前にも述べたようにこの意味深なアップは重要だと思います。この後ね、いきなりアメリアがゼルをかばうんですよ!アメリアがゼルに惚れたのはこの時かなー?とか思ったり。

ゼル「レゾを超える…。すさまじい執念だな。俺もかつてレゾにこんな身体にされ…かつては復讐を誓った。」
ゼル「だがレゾを超えた証しを手にしたところでどうなる!?その先に何があると言うんだ!」
ゼルとコピーレゾ、それはレゾによって作られたモノ…という共通点があるんですね。だからこそ…ゼルは最後、コピーレゾに「名を何と刻む?」と聞いたのではないでしょうか?思えば、ザナッファーと合体する前、コピーレゾに攻撃を仕掛けるのはいつもゼルでした。これが、二人の関係だとしたらなぜかとても寂しく思えてならない私です。

とここで、ガウリイが防御している!めっ珍しいーー!
光の剣を盾にしているようですが…捨て身だわ…それ。
ガウリイ「なごんでないでなんとかしてくれー!」
全くだよねぇ、なあ、ゼルとアメリア。

地下にもぐるシルフィールとリナ。リザレクションをかけようとしたそのとき、なぜか音楽がとまる!!!
「……………」
リナの顔色がーーーーー!!!!!!!!?
あっ…青すぎ!!!いやーこれ…100質にも書いたけど、スレイヤーズの中で一番ショックだったシーンです。だって、色指定さん…度肝抜かす場面だけど…顔色…やばいですよこれ。うちのテレビだとさらに青ざめて見えるんです。今回のイラストのリナの顔色はなるべくそれを忠実に再現しました。う〜ん、驚いたよぉ。ジェフリーの騎士道でジェフリーの声を石田彰さんがやっていたときより驚きましたよぉ。

それから、シルフィールが回想と共にリザレクションをリナにかけるシーン。
無印の名シーンですね。はい。とても好きです。
シルフィールの3角関係をここまで如実にしたからこその効果ですね。
シルフィール「いや!もう誰も死なせたくない!殺させなどしない!」
シルフィールが変わる瞬間です。そう、戦い慣れしていなくてサイラーグを崩壊されてもただ落ち込むしかできないシルフィールが、初めて守りたいという新たな気持ちにぶち当たる瞬間です。この気持ちの変化があったからこそ、最後にコピーレゾを止めを刺せたのではないかと思います。それまでシルフィールが人を殺せたでしょうか?私は絶対ないと思います。(アニメでは)

ここで!フィルさん登場!!!!!!
うっわ!正装姿がマジで似合ってない!白馬も似合ってない!だいたいなんだよ?そのモーニングスター!フィリアかよー!フィルさん、武器を持ってる珍しい『平和主義者クラッシュ』でした。
実はこの変な白馬…NEXT1話でアメリアが乗っていたものとたぶん同じです。解説はNEXT1話の方でしますね。…しかし、白馬にフィルさん…ああ、シルフィールじゃなくても辛い…。そんなところがフィルさんのいいところなんだけどね。(本当に?

アメリア「何で父さんがこんなところに?」
フィル「なに、お前たちを追っていた賞金稼ぎを締め上げてだな――以下略」
って、ザングルス……捕まったのかよ。何気に苦労してんだなぁ…こいつも…。
そして、「ミニリナちゃんの魔法講座」。…いいんですけどね、ゼル。何そのドアップ!止め絵いっぱい、最後は超さわやかな声でゼルガディスピース。(親指を開いた形のやつ)こ…こんな…こんなとこで、ときめいてるんじゃないっ自分!はまるなぁ、これはアニメの陰謀だ!
…しかし、この頃のゼルの扱いは本当に高待遇だよな。NEXTではすっかり3枚目…。

そして、リナ復活。ブレスブレードも入手。さあ、一気に反撃だ!ってところで今週はおしまい。さあ、無印も残すところ後1話!一気にいきたいですね!では。

アニメ無印感想第24回「X-DAY!よみがえる魔獣!」
2003年12月02日 (火)19:32
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やってくれたぜ!ガウリイ!
何がって、リナがシルフィールをかばってレゾの攻撃を受け重傷!そんな時、彼は一人腰が抜けて倒れながらリナに近づくんですよ!
その姿はまるで匍匐全身!いいや、言いすぎでなければ芋虫だよガウリイ!

そんな彼が私は大っ好きさ!
「う…うわぁぁぁああああああ!りっリナァアアア!あああっ…ううっ……」
松本さんの大演技もあい混じって、もうシリアスなんだか、ギャグなんだかわけわかんないよ!とりあえず、腹いてー…。

というわけで、この気持ちが上手く伝わるかどうか私は自信がありませんが、ガウリイが好きで仕方がないのはこういう場面なんですよ。無印はとにかく天然突っ込みを入れられるところが多くて楽しすぎです!賢者の石編のストリップショーといい、このガウリイの大げさなリアクションといい、なんでこんなにどこか可笑しいんだ!スレイヤーズ。
子供の頃はねー、それでも真剣に見ていたかもしれないんですけど、大きくなってからアニメ観ると笑えるぞ。そんなところが愛しいぞスレイヤーズ!

さて、アニメの感想を。
コピーレゾがいきなりエリスを撃つ!どうしてっ!?
というのが先週まででしたが、コピーレゾが反旗を翻した理由。それが――
「オリジナルを超えることだよ」
というものでした。そして生みの親であるエリスを塵と化すコピーレゾ。
これは、いろいろ考えが皆さんあるのでしょうが、私としては義仲さんのマンガ版のものが一番深いと思っています。
原作でもアニメでも反省の欠片もなく、むしろそうすることを楽しむかのごとくコピーレゾはエリスを殺すんです。でもマンガ版だと「もし、あの時殺すのではなく、エリスを受け止めることができたなら……」という記述が加わるんです。
愛されるのは自分ではなく、その器だけのコピーレゾ。自分を認められず、自我の行方をただ戦いによってのみ証明しようとした人物。まるで甘やかしてくれないからと言って駄々をこねる子供のような性格だと私は思っています。
ですが、自分がその立場だったら、リナに喧嘩を売ること以外に何ができたかと思います。エリスの最後のセリフはこうです。
エリス「所詮はコピー。どこまで行ってもレゾ様じゃなかった…コピーでしか…。レゾ様…、私…私…、レゾ様あなたはどこに?」
レゾしか見ていないエリスは、コピーの親としては失格です。もともとコピーに自我あるなんて認めていないのですから当然ですね。コピーレゾがエリスを真っ先に殺すのは、エリスが自分を見てくれない、愛してくれないから。にくいから。
そんなような気がするんです。コピーレゾやフィブリゾ、ヴァルガーヴ、こいつらラスボスを考えていくと取りとめがなくなるんですが、ここがやっぱりいいんだよね、スレイヤーズ。悪役が栄えるアニメです。

「ザナッファーとは無限の魔力を備えたエネルギー体なんですよ。」
うそぉおおん。コピレゾさんなんですか?その定義。いや〜原作にはそんな記述どこにもないからびびりますねぇ。メフィーとかどうなるんでしょう?いや、あの白い巨人姿はコピーレゾと通じるものがあるかもしれませんが……。

そしてコピーレゾは研究所そのものを破壊して、リナたちを足場のよい方向に導きます。これはただリナに勝つのではなく、ギガ・スレイブを使わせて勝ちたいと言うテレビオリジナル解釈。そしてもう一つフラグーンとザナッファーも関係づけています。ザナッファーがフラグーンに吸収されるのを恐れるというものをシルフィールだけがこの回気づきます。この伏線がブレス・ブレードと最終回に繋がっていくんですね。

さて、今回の戦闘の見せ場!4人組みVSコピーレゾ。
実況中継風にお伝えします。
まずゼルガディス!なにやら赤い光球を放ちました!
ああっ!逆に攻撃された!燃えるゼル!!!!
焼け石に水?再び!(10話参照)なぜゼルは燃える?ゼルは石じゃないのか?
なぜ燃えるゼルの姿が2度も出てくるんだ無印!!!
次にアメリア!「出でよ!正義の刃!」
ってあんたそりゃーフリーズ・アローでしょう!?
しょぼいです!アメリア!コピーレゾに対して全然効いておりません!
逆に攻撃を仕掛けられた!ああっ殴られました!アメリア!
皇女なのに顔面殴られております!なぜコピーレゾはアメリアをよく殴るのでしょーか?
でもここが好きです!アメリアは女なのにぼこぼこ殴られるところがスカッとして気持ちいいのです。行け!アメリア。超合金娘!
次にシルフィール!魔法ステッキは持ってません!
にんじんフレアアロー再び!ああっシルフィールまでレゾに殴られるのか?
いいや!ここでガウリイの登場だ!
あっ…あっさりはじき返された。
だがまだ!立ち上がる!漢!ガウリイ。
っとここでシルフィールを抱いて飛んだ!

さて、さいごに登場はリナ=インバース!
地下からの至近距離ドラグスレイブだ!!!!

っと…ここまでが実況の内容です…はぁはぁ。至近距離ドラグスレイブは結局効きませんでしたが、発想としてはものすごくいいですよね。あと他にはヴァルガーブへ体内発動ドラグスレイブをかましたりと、バリエーションの多いアニメのドラグスレイブです。

最後、リナがギガ・スレイブをコピーレゾにかけようとする前、
「もうあんたを許さない」
と言ってガウリイをみるんです。ここでみんなを見せないでガウリイだけにスポットを当てたのはやっぱり一番重要だったのですかねぇ、ガウリイがリナにとって。
ですが、ギガ・スレイブはシルフィールによって止められ、シルフィールがザナッファーの弱点を口に出そうとした瞬間、コピーレゾが攻撃。シルフィールをかばったリナは重傷を負います。
すっげー真剣なんですよ!ここの場面!本当に!リナがもーそりゃくるくる回って。
なのに!その最後に冒頭の場面が入ってくるんですよ。もう、サイコーです!

さてさて、シリアスになった今回。いっつも24話らへんからストーリーは重くなっていきます。だけど、次もイラストはバカやるので。ストーリーは真剣に感想を述べたいと思います。では次回!

アニメ無印感想第23回「Warning!エリスの執念!」
2003年11月28日 (金)20:37
Replay
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レゾ「何故!何故だ!なぜ私の髪は長いのだ!」
レゾ「ぐぐぐっ!なぜっ!いつまでも闇に閉ざされたままなのだ!」
エリス「そうしてレゾ様は私を一人置いてあるとも知れない賢者の石に最後の望みをかけて行ってしまわれた……。」

コピーレゾ「それが…私が作られた理由だというのですか?」

深い意味はありません!食事を大切にするスレイヤーズキャラたちはどんなことがあっても「ちゃぶ台返し」をやらないと思っていたのに、一人やっていました!オリジナルレゾが!!!!ビックリしましたよぉ!
というわけで、今回は当然、エリスが主体の話でございます。エリスさん、悪役の格好も似合わないけど、白いローブはもっと似合わない。やっぱり原作の賞金稼ぎルックが頭から離れないエリスさんです。

レゾがしていたバンダナからは、エリスが操るルビーが!!!やっぱりバンダナをはずしたのはゼルガディス!しかし先週発見したレゾの遺産の石版はすごい威力です!
エリスが石版をある像へと運びにくるくると上へ上がっていく!おおっ!なぜミニスカートで中が見えないのか?そんなのアニメでは絶対突っ込んではいけない掟だ!

ちょっと可笑しかったのは、エリスの石版に跳ね飛ばされたリナ。上を見上げていたガウリイは、リナの落下地点を予想し…シルフィールとアメリアを回避。リナが落っこちてくるのをただみているだけ。どしんっと地面に激突するリナ。頭をかいているガウリイ。もしかしてこれは、日ごろのリナの仕打ちに対する復讐か?

コピーレゾは錫杖1っ本でゼルガディスと互角に剣をあわせている!コピーレゾの錫杖はオリジナルと比べて安っぽいが、それでも使い道がよくわかるのはコピーレゾの方だ!すごいぞコピーレゾ!

「おいっ!しっかりしろ!リナ!」
とガウリイ。だったら受け止めてやれよ、リナを。

さてさて、やっと石版の中身が魔獣ザナッファーだと明かされる。おおっ!サイラーグならではですね!シルフィールが執拗に石版に反応したのは、やっぱりサイラーグ出身がシルフィールだけだったからでしょうか?

おおっと!ここでコピーレゾVSゼルガディスに反応が!ああっコピレゾ、ゼルの首絞めて雷撃攻撃だ!うわっ!何度も言うけどエロっちーぞゼルの声!雷撃攻撃をかけた相手は
「ふっふっふっふ」と意味深な笑いをしなきゃいけないのはお決まりなのか!?

原作でもあるエリスのリナへのルビー攻撃。バンダナであっさりはじき返されたエリスは、別の人物へルビーを仕掛ける。ルビーで操られたのはランツ。アニメではガウリイだ!ああっ、主人公へと襲い掛かる(一応)ヒーロー!
っと思いきやこっちは全然ギャグ…。NEXT23話では、最強無比で敵として登場するガウリイでしたが、エリスに操られた無印ではガウリイは全然シリアス場面をもらえないのでありました。操られる悪役の違いかな。フィブは悪趣味だから。

一方アメリアはゼルを助ける。なんとディム・ウィンを下からかけて!やっぱり時間がかかったのは、遺跡の上によじ登ってたからだろう。

ガウリイのルビーはシルフィールのにんじんフレア・アローであっさりとれる。
ガウリイ「あれっ?れれ?俺、何してたんだっけ?」
リナ「ちょぉっとぉ〜〜〜、がぁうりぃ〜〜〜?」
ガウリイ「おうっ!リナ!何してんだ?そんなとこで。」(ハートが飛ぶ)
ガウリイ、おまえこそリナの上に馬乗りになって何言ってるんだよ?

さてさて、話は急展開。石版の魔力は開放され、ザナッファーが復活。そして、コピーレゾの反乱!生みの親のエリスを攻撃!
この時まで、コピレゾは目を開けません。ご存知のとおり、アニメコピレゾはオッド・アイ。ですがそれがわかるのはザナッファーと合体してからのようで。(次の回から)

では、次の回でお会いしましょう!

アニメ無印感想第22回「Vice!残されしものたち」
2003年11月26日 (水)15:25
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チャンチャカっチャンチャチャカっチャン♪
ゼル「やー今日はどう言った思考なんでしょーかねぇ?」
アメ「やー根津が今回は初めて夫婦ラ・ティルト記念だからってことですよ?」
ゼル「なるほど!だから夫婦漫才ってことなのか!」
ゼル「って、やっぱり寒いぞ☆このギャグは…」
アメ「今回の他にも最終回でラ・ティルトを。あとTRY1話でもバースト・フレアをやってたりと、結構ダブルで打ったりしているらしいですよ。」
ゼル「戦闘となるとペアになるものだからな。」
アメ「ルークさんとミリーナさんの室内で火炎攻撃と火炎防御を行う連携なんか根津はすごい好きらしいですよ。」
ゼル「攻撃好きの根津らしいな。」

ゼル「ところで…いつまでこの格好してなきゃいかんのだ?」

ずっとしていてください。というわけで、今回の私のツボはゼルとアメリアの「ダブル・ラティルト」でした。あとシルフィールとリナの「ドラグ・スレイブ2重攻撃」、リナとガウリイの「ドラグ・スレイブ上乗せ光の剣」、ルークとミリーナの「レイ・ウィング掛け合わせ」などなど、好きなのは力を合わせて戦う系の私なのです。

まず、この回はダンジョン攻略っぽいところがドキドキしてよいです。ファンタジーって感じじゃありませんか!ちなみに私が一番好きな冒険は「オズの魔法使い」だったりします。アニメ観ていた人、います?
ここでゼルがすごいことやっていました!なんとライティングをボールのように弾ませると言う常識を裏返すような小技を披露。ゼルは4話でもライティングを合図として使っていますが、ここでは魔法そのものをアレンジ。ライティングは呪文さえ唱えれば誰でも使える魔法とされていますが、しかしこのボールのように重力を持たせるというのは…。ゼルの魔道知識、恐るべし!

ゼル「(ここの研究所を)作ったのはあのレゾだからな。これくらいのたちの悪い冗談は覚悟しておくべきだったな。」
と扉の中にまた階段がある奇妙な(実は罠)研究室を解説しているゼルですが…、そんなにきらいか?レゾのこと…。ねぇ、ゼル?
リナ「何せあのレゾのことだし…。」
うわっ、みんなボロくそに言うなぁ。なんだか変人扱いされているレゾがかわいそうになってきたよ。

さて、二つに分かれた道。出たぞ、巫女さんパワー…。

棒を倒してどっちに行くか決めると言う。

シルフィールがこの回ではロッドを倒し、TRYでは12話ではフィリアが。
ゼロス「あの〜、この世界の巫女ってみんなそーなんですか?」
と言うセリフは無印のシルフィールを指してたんですね。はっ…ということは…アメリアにもできるのかっ!?この棒倒し!ちなみにシルフィールもフィリアも信憑性に欠ける結果を残しているぞ!
そうか…シルフィールの魔法のステッキは、あれロッドだったのか…。とか言っているんじゃなくて、あれはお父さんからもらったモンなのか。いつも必要な時に出てきていいなぁ、そのロッド。NEXTではどーしたんだろ?(持ってなかったよね)
一同がシルフィールの話に涙しているとき、ぼそっとゼルが一言。
ゼル「ちっ!……暗いぞ。」
お前には言われたくないと思っているだろうに。ゼルは根暗とアニメブックでさんざん叩かれているのに。

一同は隠し扉の中へ。意外だったのはこの隠し扉を発見したのがアメリアだってこと!こういうのはゼルの専売特許だったのに!お手柄だ!アメリア!
部屋の中にはティーバが。……こんなキャラもいたっけ。一応魔族とは。こいつの姿をみていると頭の中でカーネルおじさんが回るんですけど。それほどおいしそーな
ニワトリ
だわ。魔族がなにゆえニワトリに!?ゼロス、教えてください!

今度は結界の張ってある扉。
ティーバ「えっと、この扉は強力な魔力を持ったものにしか開けられない様になってまして…。」
リナ「強力な魔力って言うんならあたしの出番ね。」
ゼル「そんなこと言って扉が開かなかったら……大恥かくぞ。」
そのとおりです。まあ、ここは格好よくリナが開けるんですが。ふと、リナとゼルならどちらが魔力を持っているのか?と思ってしまいました。ブロウ・デーモンの魔力を持っているゼルとドラグ・スレイブが連打できるリナ。果たしてどっちが持っているのでしょうか?

そして、元の魔力を取り戻したティーバ(ニワトリ)がリナたちの前に立ちふさがるんだけど…変わろうがコイツはニワトリなのね。
一応魔族だって言ってるのにリナはディグ・ボルトを打つし。そーいやゾロムの時もディグ・ボルトを打ってたなぁ。精霊魔法の風系なのに、なんでなんだろ?

って言っている間に出た〜!ダブル・ラティルトぉ!
ゼルとアメリアがふっと笑うのがとてもいいです!
どーでもいいけど、ゼルはシルフィールをよくかばいますね。ゼルは女の子(リナを除く)にジェントルです。(リナはおもいっきし盾にしたしな。)

ではでは、印象の薄い(私の中では)魔族、ティーバが倒れたところで、今回はおしまい。次回はレゾの遺産の石版をめぐって戦いに!
それでは。



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