2003年12月21日 (日)22:46  出た出た出た〜〜〜!!!!!アニメにおいて主人公の偽者が現れるのは絶対の掟!いいぞ!頑張れ!ニセモノたち〜! ってわけでもなく、すぺしゃるを読むと一目瞭然。今回の物語は主人公とは似ても似つかぬ面々ばかりが揃うって言うオチになってるんですよね。……しかし、リナの悪評はともかくとして、それ以外の3人の悪評には笑いました。
リナ:紅蓮の髪は天を衝き黒いイカヅチその身に纏う。血を好み、生あるものを打ち滅ぼして大地を貫き荒野と化さん。破壊の申し子、混沌の使者、地獄の魔道士、リナ=インバース ガウリイ:その腕の余り、切り裂くことにのみ喜びを覚えるようになってしまった魔性の剣士。その愛剣はどんなモノでも切り裂く魔剣だという…… ゼルガディス:不死身の肉体と暗黒魔術を誇る魔剣士ゼルガディス=グレイワーズ!非道の魔道士によって作り替えられたと言われるその身体は、バスターソードの一撃をもはじき返し、長剣と暗黒魔法を巧みに操り、まさに魔剣士の呼び名がふさわしい。 アメリア:邪悪なるモノに魂を売り渡した巫女アメリア!かつては聖王都セイルーンの巫女であったとも言われているが、その道を踏み外し神に背を向けた!
ところどころが合っていて楽しい。そんなイメージでこの絵を描いていたんですが、ゼルとリナはいつもと変わんないね☆いやいや、TRY2話に比べればこんなの怖くもなんともない。……あの時のリナは…恐ろしいというか…すでに人外というか…。 というわけで、感想です。
M(春の情景)SE(ウグイスが鳴いている) ガウリイ「おっ、ウグイスが鳴いてるなあ〜〜」 アメリア「ああ〜っ!ホントだ〜〜、ウグイスが鳴いてる〜〜っ!」 リナ「はあ?あんた何驚いてるのよ?ウグイスが鳴いてるって、そりゃウグイスぐらい鳴くでしょうよ、春なんだから」 =中略= アメリア「リナさんこそ何言ってんですかっ!おかしいに決まってるじゃありませんかっ!春の次に夏が来て、それから秋、冬と続くのが自然の摂理ってもんですよっ!」 リナ「ちっちっち……、いいことアメリア?何事も自分の尺度だけで考えると大怪我の元よ」 アメリア「でも……」 リナ「とにかく!季節が逆回りになってる理由はただひとつ!ここが <南半球> だからよ!」 アメリア「へっ?」 ガウリイ「南半球?」 リナ「そうよ、北半球と南半球じゃ夏と冬が逆になってるのは知ってるでしょ?」 ゼル「まあな……」 リナ「だったら春と秋も逆に決まってんでしょ?」 アメリア「あ、なるほど〜〜〜っ!」 ガウリイ「そうか〜〜、南半球とは気がつかなかったな〜〜……」 リナ「これで納得したでしょ?北半球と南半球じゃこの手のモノはみんな逆になるのよ! <太陽だって西から昇るんだから!> 」 ゼル「んん〜〜?」 アメリア「そうですよね〜〜、あたしったらなんか勘違いしてました〜〜」 リナ「わかればよろしい!」 ガウリイ「オレも勘違いしてたよな〜〜、そっか、そうだよな?南半球じゃ太陽だって西から昇るんだモンな〜〜、だったら季節の回り方だって……」 アメリア「そうそう、太陽だって西から……え?」 リナ「ギクッ……」 ゼル「太陽が西から昇るだと?」 アメリア「んん〜〜…………?」 ゼル「……………」 アメリア「はっ!ウソですよっ!そんなわけないじゃないですかっ!北半球だって南半球だって、太陽が昇るのは東からですよっ!」 ゼル「そうだっ!季節だって確かに春夏秋冬の時期は逆になってるが、回ってくる順番は同じだろうがっ!」 リナ「ああっ、バレた〜〜〜っ!」 アメリア「いい加減なこといわないで下さいよ、リナさんっ!」 ゼル「全くだっ!もうちょっとで信じるところだったじゃないかっ!」 リナ「ふみえぇぇぇ〜〜〜!ごめんなしゃ〜〜い……」 アメリア「カワイコぶってもダメですっ!」 ゼル「ったくっ!紛らわしいこと言いやがってっ!誰かが間違えて覚えちまったらどうするつもりだっ!」 リナ「そん時はそん時でしょ?作者の都合でこんなことになったのよ。」 ゼル「あのな……」 ガウリイ「あ〜〜、すまないんだけど、結局なにがどうなったんだ?ここは南半球じゃないのか?」 リナ「あんたはいいからっ!」
すまん、マジでカンベンしてください的プロローグでした。私はスレイヤーズのラジオドラマを当時知って、始めてみたのがこの回なんですよ。当時中学2年生。マジで 「南半球は春夏秋冬が逆なのか」 と思ってしまいましたよ。しかも、長い間南半球は「太陽が西から昇る」と思い込みました。……なんて頭の悪い子供だったんだろう。 しかも、そんな思い出はすっかり忘れて半年前、このラジオドラマのCDを入手。再びこの会話を聞いて… 「ええっ!無印とNEXTの間なのにもう結界の外にリナたちが出てる〜〜!」 っとビックリ、まんまと、完全に騙されましたよ。 ラジオドラマを始めて聞いた方、この会話、戸惑いませんでした?
しかし、アレです。リナってぶりっ子ぶるとみんなから 「カワイコぶるな」 と言われるんですね。こういう性分の女は損だよなぁ。私から言わせればアメリアやシルフィール、フィリアこそぶりっ子性がないとは言い切れないキャラだと思うんですけど。リナは確かに食い方は汚いわ、盗賊をいじめる時はむちゃくちゃ怖いは、腹が減ってる時は鬼も魔族も立ち去るような形相だけど……、まあ、こんなキャラクターがいきなりぶりっ子しても無駄か……。 リナは本当にガウリイという人物を見つけて得をしたと思います。ゼロスだったら魔族なんで現実的に問題はないと思いますが、……一緒に暮らすんだったら私はリナよりアメリアを取るよ。リナの魅力と長所を知ってる仲間たちというのは、本当に良いものですね。
というわけで、今回のEXは「リナ抹殺指令」。すぺしゃるとはまた、違う味になっていますし、今回のゲストキャラは「リイナ=サンバース」ではありません。すごい豪華ですし、内容も変更されています。最後にふさわしいエンディングだったと言えるでしょう。さて、この後、時代はNEXTに入っていきます。そう、無印の最後で「セイルーンの一大事」という前振りがあったにも関わらず、いきなりゾアナ王国に舞台は移るのです。 しかし、皆さんは知っているでしょうか?幻?のラジオドラマを。 それは、無印のサウンドトラック、「スレイヤーズえとせとら2」に収録されています。短いんですがこれこそギャグの決定版。放送では出なかった「あるシーン」をやっていてくれています。 次回はそれを詳しく解説します!「半魚人の島っ!」どうぞお楽しみに。 |
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